ロシアが核使用の敷居大幅に引き下げ、プーチン氏に幅広い決定権

ウクライナ戦況に合わせた異例の見直し、世論は支持、核威嚇依存体質強まる

  •  9月25日、モスクワで安全保障会議を開くロシアのプーチン大統領(タス=共同)
  •  9月26日、米ホワイトハウスで会談するバイデン大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領(AP=共同)
  •  ロシアのペスコフ大統領報道官、7月24日撮影(タス=共同)
  •  5月5日、モスクワの赤の広場に運ばれたロシアの大陸間弾道ミサイル(ゲッティ=共同)
  •  9月10日、ウクライナ軍の無人機攻撃で破壊されたモスクワの高層ビル。ボロビヨフ・モスクワ州知事の通信アプリ画像から(ゲッティ=共同)

 ロシアが9月、核兵器使用の基準を定めた「核抑止力の国家政策指針」(核ドクトリン)改定案を公表した。核保有国の支援を受けた非核保有国から侵略を受けた場合も「共同攻撃」を受けたとして、核で反撃する可能性...

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