香りから着想得た楽曲披露 市出身の音楽家が30日にコンサート

 米子市出身の音楽家、鷲見音右衛門文広(おとえもんあやひろ)氏によるコンサート(実行委員会主催)が、30日午後2時から市公会堂で開かれる。「香りのための音楽」をテーマに、五つの香りそれぞれから着想を得て制作したオリジナル5曲を披露する。

 香りはプロダクトデザイナー、木村浩一郎氏が創作。「その香りからくる直感的な感覚を基に音楽を紡いだ」(鷲見氏)という独自趣向のコラボ作品に関心が集まる。

 ホワイエには、蒸気を使って来場者に五つの香りを感じてもらえる機材をセット。岡田弘実行委員長は「音楽と香りを融合させたコンサートという過去にない試みを街の活性化につなげたい」と話す。(沢田圭太郎)

 ◇前売り券は一般2500円、中高生2千円、小学生以下1500円(当日はいずれも500円増し)。問い合わせは電話090(9506)5930、実行委。

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