【記者書評】ラナ・ゴゴベリゼ著、児島康宏訳「思い出されることを思い出されるままに」

理不尽とミラクルの現代史

  •  「思い出されることを思い出されるままに」

 事実は小説よりも奇なり。ソ連時代のジョージアに生まれた映画監督の自伝たる本書には、その形容が最もふさわしい。あまたの理不尽に襲われる不条理文学のようでありながら、人間の想像を超えるようなミラクルな場...

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