「くらよし国際交流フェスティバル2024」(実行委など主催)が10日、倉吉市小田の伯耆しあわせの郷で開かれた。米国、韓国、タイなど、11の国と地域の食や文化を体験するブースが設けられ、会場は家族連れらでにぎわった。
フィリピンの伝統的なダンスでにぎやかに幕開け。飲食コーナーには会場と同時に大勢の人が詰めかけ、モロッコのパスタ「クスクス」やベトナムのサンドイッチ「パインミー」など、普段味わえない料理を堪能した。
英語の絵本の読み聞かせや台湾のクイズなど、体験コーナーにもたくさんの親子連れが来場。つぼに矢を投げ入れる韓国の伝統的な遊び「投壺(トゥホ)」に挑戦した川本妃織さん(11)=泊小5年=は「ちょっと難しかったけど、面白かった」と話した。
同フェスは、鳥取県内在住の外国出身者や国際交流団体が地域住民と交流することを目的に開いており、今年は25の団体や大学が参加した。