鳥取市東町2丁目の鳥取西高で6日、鳥取ロータリークラブ(同市今町2丁目)による森林保全の取り組みがあった。有志の1、2年生32人とロータリークラブ会員11人で協力し、地元の間伐材を使って8台のベンチを作り上げた。ベンチは校内に設置される。
素材には県産材の間伐材を利用し、幅180センチ、奥行き60センチ、高さ36センチのベンチを製作。あらかじめ座面や脚など部品ごとに切られた木材を、接着剤やハンマーを使って組み立てた。最後に表面にヤスリをかけて塗料を塗り、側面に記念プレートを取り付けて仕上げた。
1年生の津田瑠璃さん(16)は「ヤスリがけをするときに木を大切にする気持ちが湧いてきた。みんなが喜んでくれるといいな」と笑顔で話した。