湯梨浜町出身の画家、西村ただしさん(41)の水彩画展が、鳥取市丸山町のギャラリー330で開かれている。西村さんが生まれ育った中部の町並みを中心とした味わい深い風景画29点を展示している。24日まで。
20代から独学で水彩画を始め、7年前から本格的に作品を発表している。3度目となる今回の個展は新作が中心。にじみを巧みに使い表現した夕暮れの倉吉の町並みや静かな泊漁港の風景が来場者の目を引く。
西村さんは「描いた場所の雰囲気をちょっとでも感じていただければうれしい」と話した。
◇同ギャラリーでは清水芳武さんの絵画展も24日まで開かれ、小作品の油彩画約25点を展示している。