年収の壁とガソリン減税 県、94億円減収と試算 市町村は87億円減

 自民、公明、国民民主の3党が、年収が103万円を超えると所得税が生じる「103万円の壁」の引き上げを近く閣議決定する経済対策に明記することで合意したことを受け、鳥取県は21日、県税収が約94億円減額するとの試算を公表した。19市町村では計約87億円の税収減となり、平井伸治知事は「国は地方へ影響を与えない議論を」と強く訴えた。

 3党合意により実現性が高まったとして、非課税枠が103万円から178万円に引き上げられ、トリガー条項凍結が解除されガソリン減税となった場合の県税収入の変動を試算した。

残り 374 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事