東横イン鳥取駅北口が10日、JR鳥取駅前(鳥取市永楽温泉町)にオープンした。高さ約44メートル(14階建て)、駅前ながら立体と平面で計156台分の駐車場を備える。
同ホテルは米子駅前、鳥取駅南口に続き県内3店目。客室は計245室あり、シングルのほか、長期旅行者がスーツケースを広げられる空間を確保したワイドスペースシングルを完備。ダブルやツイン、車椅子などに対応したハートフルルーム(シングル、ツイン)も用意した。宿泊者にはビュッフェ形式の無料朝食サービスもある。
この日は竣工(しゅんこう)式があり、関係者がテープカットで完成を祝った。山内憲子支配人は「駅前の目印となり、繁華街にも近い。おもてなしでお客さまや地域に信頼されるホテルにしたい」と意気込み、黒田麻衣子社長は「外国からのお客さまも増え、鳥取自体に集客力があると感じる。南口との2店舗で需要を掘り起こしたい」と話した。