〝巳〟を多様に表現 倉吉百花堂 県内作家21人の作品展

 倉吉市宮川町のコミュニティプラザ倉吉百花堂で、巳(み)年の幕開けに合わせてヘビにちなんだ作品展が開かれており、県内作家による絵画などが美術ファンを楽しませている。14日まで。

 21人の作家から絵画や木版画、タペストリーなど多種多様な約30点が集まった。写実的な風景画で知られる鳥取市の水彩画家、竹内ロウさんは、天から舞い降りる紅白のまだら模様のヘビを出品。倉吉市の写真家、上田福美雄さんは同市関金町に伝わるヘビに似た幻の生き物「つちころび」の焼き物の写真にハクチョウをあしらった合成写真を寄せた。

 同ギャラリーが干支(えと)を題材にした作品展を企画するのは初めてで、新年の恒例展示にしたい考え。事務局の谷田明香さんは「たくさんの作家が遊び心をもって作品を制作してくれた。鑑賞して幸せな気分になってもらいたい」と話している。(本高屋修)

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