「はなあかり」初到着 浜坂、香住駅 関係者らが出迎え

 JR西日本の観光列車「はなあかり」が6日、初めて美方郡入りし、到着便を出迎えようと浜坂駅や香住駅で地元の観光や行政関係者らが歓迎した。同観光列車は特急「かにカニはまかぜ」に増結して運行。大阪-浜坂駅間を3月14日まで木曜日を除く毎日運行され、冬の味覚のカニや日本海の絶景を堪能することができる。

 同観光列車のコンセプトは、沿線地域の特産品などの「華」を列車に集めて乗客と地域の縁を結び、西日本のさまざまな地域の華の「灯(あか)り」をともす。

 車体カラーは紋付き染めで最高級とされる檳榔子染(びんろうじぞめ)色。車内には多可町で生産される伝統製法の杉原紙、豊岡市の麦わら細工を調度品として展示している。

 浜坂駅のホームでは、新温泉町の西村銀三町長をはじめ、町職員や浜坂、湯村温泉両観光協会の職員、JR西日本関係者など計約15人と、湯村温泉のマスコットキャラクターの「湯~たん」が到着を待ち構えた。

 列車から乗客が降りると、パンフレットやチラシなどを手渡し、来町を歓迎。西村町長は「思ったより人が多かった。たくさん浜坂駅に来ていただいて感謝したい」と話し、再度の来町を呼びかけた。

 香住駅でも出迎えがあり、地元の香美町職員や町マスコットキャラクターの「松葉くん」、町香住観光協会の職員ら計約15人が、小旗を振って歓迎した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事