美方郡内の小中学校で7日、一斉に始業式が行われた。冬休みを存分に満喫して元気に登校した児童、生徒は、気持ちを新たに3学期のスタートを切った。
このうち長井小(香美町香住区大野)の始業式には全校児童24人が出席。体育館の壇上に上がった川元早苗校長は今年のえとの「巳(み)年」にちなみ、「ヘビは脱皮をする度に大きく成長するたくましい生き物。皆さんも辛抱強くいろんなことに取り組む一年にしてください」と児童を激励。3学期を次の学年につながる総仕上げの学期にすることを呼びかけた。
全校集会を終えた児童は冬休みの宿題を提出。久々に再会した友人と冬休みの思い出話に花を咲かせていた。
同小唯一の6年生、橋本真一さん(12)は「最高学年として児童会の仕事はもちろん、春からの中学校生活も自信を持って自分から積極的に行動する年にしたい」と抱負を話していた。