留学生増やし国際化進める 芸文観光大の平田学長会見

 県立芸術文化観光専門職大学(豊岡市山王町)の平田オリザ学長は7日の定例会見で、海外からの留学生を10年後には2割程度に増やして国際化を進める考えを示した。新年度中に日本語教育の充実や英語による授業の拡大など、受け入れ態勢の見直しを検討をするとした。

 同大では現在、韓国からの交換留学生1人が在籍。ピーク時はドイツや台湾からの学生も含め、5人を受け入れていた。留学生は日本の学生と一緒に寮生活をしており、平田学長は「料理を作る際の味付け一つにしても互いに話し、考えていく必要がある。留学と同じ体験ができる」と留学生が学内にいることで得られるメリットを強調。「1年かけて国際化に向けたプランを打ち出したい」と話した。

 また、カリキュラムの改訂や募集定員数の検討、大学院設置の検討などを盛り込んだ大学の将来構想を2月に公表すると述べた。

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