個性豊か「書」表現 安来、松本千秋書道教室展

 安来市文化協会会長で独立書人団審査会員の書家、松本千秋さんが主宰する書道教室の作品展が9日、同市安来町の和鋼博物館市民ギャラリーで始まった。多くの来館者が個性豊かな力作73点に見入っている。入場無料。14日まで。

 松本さん=同市安来町=が市内4カ所で開く書道とペン字教室の合同展。受講者が本展に合わせて思い思いの言葉を書(33点)や陶器皿(40点)に記した。

 書の作品では、「寿」の漢字や俳諧師・宝井其角(たからいきかく)の句といった迎春にふさわしい言葉を揮毫(きごう)。多様な額装と相まって作品を引き立たせている。陶器皿(直径約15センチ)の作品には「笑」「桜」「巳(み)年」などが記され、中には古代文字風にアレンジした作品もあり注目を集めている。

 松本さんは「多彩な作品を楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけている。午前10時~午後5時(最終日は同4時)。

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