JA鳥取中央が管内の小学生を対象に開く「あぐりキッズスクール」(新日本海新聞社特別後援)が20日、倉吉農業高で開かれた。キッズたちは県産木材でプランターを作り、ピーマンの苗を植えたり、ポップコーンの種を同校ほ場にまいたりして農業の一端に触れた。
この日は倉吉・三朝クラスのキッズ16人とその保護者らが参加。鳥取県中部森林組合の職員に教わりながらプランターを組み立ててくぎを打ち、防虫、防腐のためガスバーナーで焼き付ける作業に挑戦した。
同校で野菜づくりを学ぶ生徒から植え方の手ほどきを受け、プランターに土を入れ苗を植えた。自宅に持ち帰り、水やりなどの世話をし、成長を観察する。
続いて、同校ほ場に移動。ポップコーン(トウモロコシ)の種をまき、9月の同スクールで収穫する。
上灘小5年の山岸一晴さん(10)は「虫が来ないようにしっかりとガスバーナーで焼き付けた。大きく育ってほしい」と話した。