鳥取市武道館で稽古始め 日頃の修練と武道の上達誓う

 鳥取市武道館(同市東町1丁目)で13日、新春恒例の稽古始めと鏡開き式があった。厳寒の張り詰めた空気の中、武道をたしなむ児童生徒や愛好家らが今年初めての合同稽古に臨み、日頃の修練と武道の上達を誓った。

 武具を供えて上達を祈願した鏡開きを由来とする伝統行事。市教育福祉振興会などがコロナ禍での3回の中断をはさみ、55年前から続けている。

 この日は柔道、剣道、空手道、なぎなた、太極拳、弓道の県東部7団体から約500人が参加した。稽古始めでは空手やなぎなたなどの武道ごとに基礎的な練習を開始。大勢の観衆が見守る中、「面」など気合の入ったかけ声を響かせた。鏡開き式では武道ごとの演武が披露され、迫力ある武芸の形に拍手が送られた。

 空手を始めて7年目になる高草中1年の福田有成さん(13)は「新年になり、気持ちを入れ替えて稽古できた。今年は全国ベスト8に入れるように頑張りたい」と抱負を話した。

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