優秀賞「米子観光まちづくり公社」を表彰 第15回地域再生大賞

 地方新聞47紙とNHK、共同通信が、地域活性化の取り組みを応援する「第15回地域再生大賞~今、ここで暮らしたい 切り拓(ひら)くエネルギー」で優秀賞となった米子市灘町1丁目の米子観光まちづくり公社(川越博行理事長)に21日、新日本海新聞社西部本社の沢田圭太郎総局長から表彰状と記念の盾が贈られた。

 同公社が運営する米子まちなか観光案内所で表彰状を手渡された川越理事長は「活動への注目度が一層高まれば」と語った。

 同公社は2018年に設立。築約160年の町家である同観光案内所を拠点に、国史跡・米子城跡や城下町の観光ガイド、和文化体験事業などを通して米子市の中心市街地に残る伝統的な町家や町並みの保存活動を進め成果を上げた。

 川越理事長は、市中心市街地は町家率が25%と高く、小路や地蔵などの歴史的文化遺産が多い点を強調。「まいた種の芽がようやく出始めた。さらに貴重な空き町家の解体を食い止めたい。市民と触れ合う城下町観光を中心に、“町ごとホテル”となるような取り組みを展開したい」と抱負を述べた。

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