年初恒例の「新春ジャンボ書き初め大会」が12日、香美町村岡区の村岡体育館であった。村岡、小代両区の小中学生16人が参加し、約1・2メートル四方の紙に「書」や「向」などの文字を元気よく書き、一年の成長を誓った。
村岡区中央公民館が、同町の高齢者大学「そぶキャンパス」の書道講座に協力してもらいながら毎年開催している。
子どもたちはこの日、各学年に割り当てられた漢字一文字を、同講座のメンバーらに手伝ってもらいながら、長さ70センチの筆でのびのびと書き上げた。
完成した書は、同講座の講師で養父市の書家、近藤研秀さんが審査。「書」の文字を書いた小代小2年の福田陽咲さん(8)は「(画数が多い字で)難しかったが、まあまあうまくできた」と振り返った。
参加者の作品は14~18日、同体育館で展示される。
審査結果は次の通り。
【特別賞】上田優実(村岡小6年)
【特選】福田優咲(小代小4年)家前旬(村岡小5年)池本小春(村岡中1年)
【入選】朝倉杏来(小代小2年)上田実佳(村岡小3年)伊藤綾美(同5年)南垣穂香(射添小5年)田中諒汰(村岡小5年)田中紗良(兎塚小5年)