能登在住29年の豪州出身シェフ、被災した輪島塗のレスキュー活動通じ「食文化や伝統を未来へ」願う

妻と二人三脚で作り上げた能登イタリアン【地域再生大賞・受賞団体の今】

  •  被災者から預かった輪島塗のお膳や器の洗浄、仕分け作業をする船下智香子さん(左手前)、ベンジャミン・フラットさん(左奥)ら=2024年12月、石川県内
  •  2024年1月の地震に伴い、土砂崩れに遭った建物から救出された器
  •  祭りの日、オープンしたばかりのゲストハウスの前を「にわか」と呼ばれる奉灯が巡行した=2023年8月、石川県能登町(湯浅啓氏撮影)
  •  地元の祭りでキリコを担ぐベンジャミン・フラットさん=2016年8月、石川県能登町(湯浅啓氏撮影)
  •  能登半島地震で全壊し、解体撤去されたゲストハウスの母屋があった場所。右側の蔵は倒壊を免れた=2024年12月、石川県能登町

 能登半島地震で被災した人から輪島塗のお膳や器を預かり、大切に使ってくれる人を見つけて託す。石川県能登町で宿を営んでいた夫妻が中心となって、そんな活動を続けている。宿の自慢は、オーストラリアから29年...

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