米子市美術館で開催中の「MINIATURE LIFE(ミニチュアライフ)展2~田中達也 見立ての世界」(米子市、新日本海新聞社など主催、山陰酸素グループ特別協賛)では、各作品を“再現”したフォトスポットが人気を集めている。
会場には、縦に二つ並べた結婚指輪を雪だるまの形に見立てた「永遠に溶けない雪だるま」、カラフルなボタンを使って春夏秋冬で色を変える木を表現した「季節の衣替え」などの作品を等身大サイズで再現したフォトスポットが設けられている。
ダブルクリップを待合室のベンチに見立てた「しばらくここで待ってクリップ」のフォトスポットには実際に座ることができる大きさのクリップが並べられ、来場者はミニチュアの世界に溶け込んだかのような雰囲気を味わいながら記念撮影を楽しんでいる。
境港市から同僚2人と訪れた安田菜摘さん(22)は「自分が作品の登場人物になったような感じがした。一つ一つが細かく作られていて感動した」と話した。
会場では立体作品や写真パネルなど約170点を展示。会期は3月24日まで(会期中無休)。