52社が業務や展望PR 日本海合同企業説明会 来春卒業生が質問

 2026年春に卒業予定の大学、短大、専門学校などの学生らを対象とした「日本海合同企業説明会」(新日本海新聞社主催)が3日、米子市内のホテルで開かれた。鳥取、島根両県の52社が参加し、担当者が来場した学生らに自社の取り組みや求める人材について思いを語った。

 来年春に卒業する大学3年生の就職活動が今月から解禁されたのに合わせて開催。会場では、地元企業の採用担当者らがスライドやパンフレットなどを使い、業務内容や福利厚生、自社が取り組む事業の展望などについて紹介した。

 学生らは関心のある企業のブースを訪ねて説明に聞き入り、担当者に質問をして自らの希望や今後の選考スケジュールなどを確認していた。

 鳥取県内での就職を希望する鳥取市出身の大学3年生、清水美郷さん(22)は「どんな職場が県内にあるのか、直接話を聞いて自分に合った企業を探したい」と話した。

 若手社員を連れて参加した澤井珈琲(コーヒー)(境港市)の澤井聡経営企画室長は「地元就職を考える学生らが参加する機会でもあり、生の声を聞きたいと思って参加した。企業に新しい風を吹かせてくれる若者の個性や勢いに期待している」と思いを語った。

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