鳥取県警が持ち運び可能な速度違反取り締まり装置「可搬式オービス」の運用を始めてから4年近くがたつ。自転車、歩行者の通行が多い生活道路や通学路での取り締まりのほか、自動車専用道路などでも機動的に運用されている。新学期が始まり、事故の発生が懸念されるこれからの時季は取り締まりによる交通事故の抑止に期待がかかる。
可搬式オービスは約1千万円をかけて導入され、運用は2021年7月から。制限速度を超えた対象車両の運転手やナンバープレートを自動で撮影するため、1人で運用できる。定置式のように違反車両を停車させる場所が不要なことも特徴の一つだ。