新温泉町丹土の県立但馬牧場公園で23日、みそ造り体験会が開かれた。町内外の親子連れら9組約20人が参加し、無添加みそを仕込む工程を学んだ。
同公園の農産物加工体験の一環。参加者は職員の指導で、ゆでた但馬産の大豆と米こうじ、塩を材料に仕込み作業に取り組んだ。
大豆の煮汁を加えながらまんべんなく混ぜ合わせた材料を肉ひき器ですりつぶし、手でこねてボール状に成形。できるだけ空気が入らないよう漬物用のたるに投げ入れ、計40キロを仕込んだ。半年以上寝かせると、熟成しておいしいみそが出来上がる。
作業後は試食用のみそ汁を味わい、昨年仕込んだみそを土産に持ち帰った。
家族3人で参加した浜坂北小1年の岡本葵さん(7)=新温泉町浜坂=は「材料を大きいだんごに丸めるのが楽しかった」と満足そうだった。