大山恵み 味わえる酒 水の大切さ伝える2学生挑戦 江府・大岩酒造賛同しタッグ

  • 蒸米を冷ます坂上さん(手前)と松田さん=江府町江尾の大岩酒造本店(Mimori提供)

 大山の麓を拠点に、水の大切さを伝える活動をする大学生ユニット「Mimori」が、江府町江尾の大岩酒造本店とタッグを組んで新たな日本酒造りに取り組んでいる。4月中旬の完成を目指しており、「お酒を通して日本中に『大山さん』を知ってもらい、多くの人にこの地を訪れてもらいたい」と意気込む。

 Mimoriは、英国・サセックス大2年の松田彩子さん(23)=米子市淀江町出身=と、京都工芸繊維大大学院2年の坂上萌さん(25)=兵庫県伊丹市出身=によるユニット。2人は、大山流域での自然体験型学習「プラネタリーヘルス・ツーリズム」を通して出会い意気投合。2023年に、大山を水源とした水循環や山麓で育まれてきた文化を伝える「Mimori」を結成した。現在2人は大学を休学し、松田さんの実家で暮らしながら活動している。

残り 404 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事