倉吉市の夏の風物詩「倉吉打吹まつり」の実行委員会(会長・広田一恭市長)は、30日に開館する鳥取県立美術館とコラボしたオリジナルのTシャツとポロシャツを4月から販売する。29日の同館オープニングイベントで先行販売し、開館の機運醸成と相乗効果を図る。
Tシャツは胸と左袖、ポロシャツは胸ポケットに「UTSUBUKI FES」と同館のシンボルマークがあしらわれている。いずれもドライ素材で、Tシャツが黒とライトピンク、ポロシャツが黒と白の各2色を用意した。
価格はTシャツ1500円(税込み)、ポロシャツ2千円(同)。同館の開館に合わせ、例年より2カ月早い4月1日から、市役所第2庁舎の売店や同市山根の商業施設「パープルタウン」など市内10カ所で販売を開始する。また、29日は同館で開催される「鳥取アート&クラフトマーケット」で先行販売する。売り上げは全額、同まつりの運営費に充てる。
同まつり実行委の東本和也さん(59)は「県立美術館開館に続いて倉吉を盛り上げられるよう、『買って協力、着て参加』で祭りを応援してほしい」と呼びかけている。