「日本海新聞ふるさと大賞2024」の大山町の部表彰式が21日、町役場大山支所で開かれ、地域貢献賞2団体とスポーツ文化功労賞2人が表彰された。
地域貢献賞は、所子地区の地域自主組織で少子高齢化問題解決のための事業を行っている「大山の里 所子」(角田直史会長、2654人)と、長年にわたり町と米国テメキュラ市の交流に携わってきた「中山国際交流協会」(平福孝会長、73人)の2団体が受賞。
スポーツ文化功労賞は、ねんりんピック剣道交流大会に鳥取県Aチーム副将として出場し、初の全国優勝に導いた門脇京吾さん(68)=同町下市=と、県学童水泳選手権100メートル自由形で大会新記録での1位など多くの大会新記録を打ち立てた中村麗咲さん(12)=名和小6年=が選ばれた。
表彰式には、竹口大紀町長や日本海新聞販売店会の高見裕美理事と地元の販売店主らが出席。竹口町長が「両団体は地域の見本となる活動をしていただいている。門脇さんは、実践者のみならず指導者としても活躍されている。中村さんは大きな目標を持ち周りに夢を与えられる存在になってほしい」と祝辞を贈った。
受賞者を代表して門脇さんが「皆さんの熱い声援があってこそ成し遂げられた。今後も青少年の健全育成と地域スポーツの発展のため貢献していきたい」と謝辞を述べた。