てんかんに理解を 県内4カ所でライトアップ

 てんかんへの理解を深める啓発が世界各地で行われる「パープルデー(3月26日)」を前に、JR米子駅前に設置された米ッ子合掌像など県内4カ所で24日、シンボルなどを紫色の明かりで照らすライトアップが始まった。

 てんかんは脳の神経細胞の過剰活動により、けいれんや意識障害などが起こる脳疾患。公益社団法人日本てんかん協会によると、全国に100万人の患者がいると推定されるという。

 パープルデーは、カナダの少女がてんかんを正しく知ってもらおうと、学校でてんかんの授業を行ったことがきっかけで始まった。紫色は少女が好きなラベンダーに由来する。米子駅前のシンボルがライトアップされると、通りかかった市民らは足を止めて紫色の明かりに見入っていた。

 点灯は31日まで、毎日行われる予定。

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