多胎児支援、県内現状は 身体、経済負担〝想像以上〟 伯耆町「休息の場所」集会

  • 月1回開かれる多胎児の会「ふたご&みつごの会」。多胎児の母親にとって大切なコミュニティーとなっている(後列中央が中野さん)=3月25日、倉吉市内
  • 双子育児の現実を発信するアキタさんのイラスト

 生まれてから3カ月はほぼ寝られず、当時の記憶もない-。双子を育てる母親はこう振り返る。専門家は多胎児母子への支援の必要性を訴えるが、鳥取県内の自治体は産後ケアの日数や利用回数を増やした例などはあるものの、十分だろうか。多胎児の育児は、忙しさはもちろん、ベビー用品の購入費用も2倍以上かかるため、親の身体的、経済的負担は想像以上といえる。多胎児育児の現状に迫った。

 訪問型助産院「my pace」を経営する中野麻衣さん(38)=倉吉市=は、生後9カ月の双子の母親。「双子が同時に食べたり、寝たりすることはない。ミルクを作って飲ませ、ゲップを出させて落ち着かせ、オムツを交換する。これで1人30分。1日5回なら、双子で計10回。休憩はほとんどない」と吐露する。

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