候補生力強く決意を宣誓 陸自米子駐屯地で入隊式

 米子市両三柳の陸上自衛隊米子駐屯地で12日、自衛隊候補生課程入隊式が行われた。19人の候補生が自衛官任官に向けた決意を力強く宣誓した。

 今季は鳥取、島根両県を中心に18~20歳の候補生が入隊。式では保護者や来賓、隊員らが見守る中、候補生代表の片岡楓茉さん(20)=島根県出雲市=が「自衛官候補生たる名誉と責任を自覚し、心身を鍛え、知識と技能の習得に励むことを誓います」と宣誓文を読み上げた。

 同駐屯地司令兼第8普通科連隊長の中尾圭介1等陸佐は「何事も前向きに、同期の絆を大切にして全力で取り組んでもらいたい」と式辞を述べ、激励した。

 候補生は3カ月間の訓練で基礎知識や装備品の取り扱いなどを習得し自衛官(2等陸士)に任官。適正などで決まる職種別の専門技術の教育(約8~13週間)を経て部隊勤務となる。

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