新日本海新聞社による「社会人のための新聞講座」が11日、鳥取市栄町の鳥取信用金庫本店であった。新聞の活用法や効率的な読み方などを学び、記事を使った実践を通して接客や営業に必要なコミュニケーション力の向上を図った。
新入職員6人が受講し、座学で本紙読者センターの担当者が新聞を日頃の業務に生かす方法を解説した。雑談力アップを目指すワークショップでは、試読を通して選んだ記事の内容を基に聞き手と話し手に分かれて臨機応変に会話を繰り広げた。
受講した中村珠音さん(22)は「話す内容を事前に考えておくことで焦らず会話することができた。話題作りのために今後も新聞を読む習慣をつけたい」と話した。