今夏に米子市など中国地方で開催される全国高校総合体育大会(インターハイ)をPRするため、市内で競技が行われる弓道とウエートリフティングの体験イベントが20日、同市安倍のオールガイナーレYAJINスタジアムで開かれた。来場した家族連れや子どもたちが各競技の面白さを体感した。
同市では7月31~8月3日に鳥取県立武道館で弓道、8月7~11日に米子コンベンションセンターでウエートリフティングの試合が開催される。開催時期が近づく中で各競技への関心を高めてもらおうと、サッカーJ3ガイナーレ鳥取のホーム戦に合わせて市がイベントを企画した。
スタジアムのフットサルコート付近に体験ブースを設けて弓やバーベルを展示。米子工業高のウエートリフティング部や境高の弓道部などの生徒12人が協力した。サッカー観戦に訪れた家族連れや子どもが立ち寄り、10~20キロのバーベルに挑戦したり、生徒が110キロのバーベルを持ち上げる姿に見入ったりして満喫していた。
米子工業高ウエートリフティング部の長谷川純希部長(16)は「米子はウエートリフティングの競技人口が少ないので、これを機に競技人口が増えて強豪になれば」と期待した。