絶望と孤絶感から生まれた歌 「からだ 世界」(9)「独り」貫く表現者 いくらでも湧いて出る詩 色気と血の気を内にたぎらせ 11:00 まだほの暗いライブハウスのステージが、ざわめきを待ちわびている。客席が埋まった頃、がっしりとした背中を少し丸めた友川(ともかわ)カズキ(75)が、ぬうっと現れた。会場の波動を感じ取っている歌い手の肉... 残り 2218 文字 このページは会員限定コンテンツです。 会員登録すると続きをご覧いただけます。 無料会員に登録する 会員プランを見る 会員登録済みの方 ログインする この機能はプレミアム会員限定です。 クリップした記事でチェック! あなただけのクリップした記事が作れます。 プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら