絶望と孤絶感から生まれた歌 「からだ 世界」(9)「独り」貫く表現者

いくらでも湧いて出る詩 色気と血の気を内にたぎらせ

  •  友川カズキはステージを「一瞬先が分からない。生き物なんです」と語る。「明日のことなんか、考えていてはできませんよ」=2025年1月、東京都目黒区(撮影・堀誠)
  •  コンサート中に水割りでのどを潤す友川カズキ=2025年1月、東京都目黒区(撮影・堀誠)
  •  ライブであいさつする友川カズキ=2025年1月、東京都目黒区(撮影・堀誠)
  •  友川カズキは画家の顔も持つ。自作の絵のポストカードにサインする=2025年1月、東京都目黒区(撮影・堀誠)
  • 友川カズキの年表

 まだほの暗いライブハウスのステージが、ざわめきを待ちわびている。客席が埋まった頃、がっしりとした背中を少し丸めた友川(ともかわ)カズキ(75)が、ぬうっと現れた。会場の波動を感じ取っている歌い手の肉...

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