「今日の空が~」は深いところへ下りていく青春恋愛映画で【山崎あみ『うるおう』リコメンド#118】※動画連動

  •  (C)2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
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 独りが好きなわけではないけれど、周りになじめず独りだから、独りであることが大丈夫なように、自分なりの“盾”を持って過ごしている大学2年の男性・小西(萩原利久さん)と女性・桜田(河合優実さん)。ある日2人が知り合い、会話をしだしたら…、止まらない!

 映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(全国公開中・大久明子監督)は、小西の華やかさ皆無なキャンパスライフが、1人の女性との出会いで一変していくさまを描きます、前半は。

 2人のウキウキに加えて、小西がアルバイトをしている銭湯でのバイト仲間・さっちゃん(伊東蒼さん)とのやりとりもほほ笑ましい。小西の唯一の友人・山根(黒崎煌代さん)の服装と「山根弁」も楽しみポイント。

 ところが中盤以降“青春ラブストーリー”という言葉のイメージには収まらない、深いところへ下りていくのが、「今日空」の個性。伊東さん、河合さん、萩原さん、三者三様の長ぜりふ独白シーンも見どころです。

 原作は、福徳秀介さん(お笑いコンビ『ジャルジャル』)が自身の母校・関西大学とその周辺を舞台に書いた同名小説。今作の撮影も関西大学で行われました。独白場面のキャスト裏話や、大久監督...

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