鳥取と家康のつながり語る 県博で大河ドラマ楽しむイベント

 放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」にちなんで、鳥取と徳川家康のつながりに理解を深めてドラマを楽しむイベントが27日、鳥取県立博物館で開かれた。参加した35人が、郷土史家らが語る鳥取藩主池田家と家康、徳川家との関係に興味深く聞き入った。

 ドラマと家康をテーマに講演した鳥取市の歴史研究家、田中精夫氏は、家康の娘の督姫を妻に迎えた池田輝政などを軸に、池田家の基礎を築いた歴史を解説した。合わせて鳥取市上町の鳥取東照宮など、県内に残る家康との関係性を物語るゆかりの地をエピソードとともに紹介した。

 市歴史博物館やまびこ館学芸員の伊藤康晴氏らによる対談では、伊藤氏が「各時代の天下人とうまく関係性を保ち、戦国時代を乗り越えた池田家の境遇や知恵を見るとあながち大河ドラマも夢ではない」と期待を寄せた。(本高屋修)

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