とっとり賀露かにっこ館(鳥取市賀露町西3丁目)の芝生広場の有効活用や水産振興、周辺施設の誘客促進を目的とした「かにっこマルシェ」が5月28日、同館で初めて開かれた。多くの親子連れが参加し、海や水生生物をテーマにした工作のワークショップを通じて親子の絆を強めた。
参加者は、海を表現する鮮やかなブルーのスライムや貝殻フォトフレーム作りなどに挑戦。ステンシルペイントでオリジナルTシャツを作るブースでは、“用瀬のさかなクン”と呼ばれる千代南中の竹村悠さん(12)のデザインを基にしたタコやタカアシガニなどの型を使い、鮮やかなTシャツを完成させて笑顔を交わしていた。
同館の西村雅子マネジャーは「水生生物や水産業に関心を持ってもらい、同館を含めた周辺の活性化につながってほしい」と話した。次回は秋ごろに開催する予定。