運転技術を再確認 消防士対象に交通安全講習

 米子自動車学校(米子市旗ケ崎2丁目)で、消防士を対象とした交通安全講習会が開かれた。参加者は実車走行や適応検査を通して、自身の運転技能や身体能力を再確認した。

 同校を運営する学校法人柳心学園が日頃からお世話になっている災害対応事業者へのお礼として、運転技能や安全意識の向上につながればと初めて企画した。

 西部消防局と米子消防署で消防車両の運転を指導している4人が参加。実車走行では、同消防局が保有する全長11メートル、車幅2・4メートルの重機搬送車と支援車を教習コースで運転し、縦列駐車やS字運転を練習した。助手席には同校の教官が乗車し、適切に助言した。

 同消防署の高本涼介さん(32)は「普段の運転練習とは違い、ポールなどの障害物があるコースで高さと横幅を意識した練習は緊張感があった。車両の特徴などを把握して運転する感覚がつかめてよかった」と話した。

 同校の越智文明校長は「私たちの持つ設備や技能が役に立てばと思って声をかけた。今後も安全に現場に向かってもらえたら」と話した。

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