花をめでる心育む 末恒小児童ら美化活動 あじさい公園

 アジサイの見頃に向けて来園者らを気持ちよく迎えようと、鳥取市美萩野3丁目のあじさい公園で5月25日、末恒小の3年生35人が地域住民と協力して美化活動をした。

 美萩野あじさい公園を守る会のメンバーらと共に、草刈りをした後の草をほうきで集めて敷地内を掃除した。その後、地元住民に教えてもらいながら、花壇にサルビアとペチュニア約150本の苗を丁寧に植えた。

 参加した女子児童(8)は「掃除は大変だったけど、みんなでやったらすぐに終わった。アジサイが咲いたら、絵を描きに来たい」と開花を待ちわびた。

 守る会の中原司朗代表(81)は「(子どもたちの)町をきれいにする気持ちを育めれば。今後は、公園内を歩いてどんな動植物があるか探すような、体験できる取り組みをしていきたい」と意気込んだ。

 同公園は6月上旬から下旬にかけて約3千本のアジサイが咲き、梅雨には多くの見物客が訪れる。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事