絵本の世界に浸って 作家が読み聞かせ、ワークショップ

 クレヨン画家で絵本作家の加藤休ミさんを招いたイベントが、日吉津村日吉津のヴィレステ日吉津で開かれた。小学生など約20人が参加し、クレヨンで絵を描いたり絵本の読み聞かせを聞いたりして楽しんだ。

 加藤さんは約30冊の著書を持つ絵本作家。また、クレヨンで食べ物などをリアルに描写する画家としても活動している。イベントは加藤さんの作品に触れて視野を広げてもらおうと、日吉津村図書館が企画した。

 ワークショップと読み聞かせを実施。参加者は画用紙にクレヨンで色を塗ったり、絵を描いたり、ちぎったりして骨の状態だった魚の胴体に貼ってカラフルな魚の作品を完成させた。読み聞かせでは、加藤さんが自身の著書を読み、参加者はクイズ形式で魚の名前を答えたり、イラストの裏話を聞いたりしながら絵本の世界に浸った。

 日吉津村日吉津の田中静香さん(48)は「娘が絵を描くのが好きなので、プロの画家に会えるのを楽しみに参加した。身近な場所で子どもの興味のあることにチャレンジする場があってありがたい」と話し、陽さん(7)は「絵が本物みたいにおいしそうだった」と刺激を受けた様子だった。

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