大綱引き「倉吉のじんしょ」62年ぶり復活へ 倉吉の埋もれた歴史掘り起こす 打吹まつりで雌雄を決する決戦

  • 倉吉で最後に行われた大綱引き(1961年4月9日夜)。当時の新聞報道によると、綱引き会場(現在の倉吉銀座通り明治町交差点)に約8千人が集まり、身動きできないくらいの人だかりができた=倉吉博物館提供
  • 倉吉の大綱引きを報じた1930年7月12日付『鳥取新報』の記事(写し)
  • 倉吉銀座商店会主催で行われた1961年の大綱引きを告知したチラシ。雨天のため実際に行われたのは4月9日=倉吉博物館提供
  • 62年前に最後の大綱引きが行われた倉吉銀座通り明治町交差点付近=倉吉市明治町

 今夏、62年ぶりに倉吉市で大綱引き「じんしょ」が復活する。鳥取県内では、三朝町の三朝温泉街で繰り広げられる「陣所」(国重要無形民俗文化財)が残るのみだが、かつては〝倉吉を二分する合戦〟の様相を呈したビッグイベントとして、大綱引きが繰り広げられた歴史はあまり知られていない。市制70周年の節目に〝往時の倉吉〟がよみがえる。

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