“門真愛”あふれる車両に ラッピング列車お目見え 大阪モノレール

 門真市制60周年を記念したラッピング列車が、大阪モノレールにお目見えした。市内の名所や特産品をデザイン。つり革広告などでも市の魅力を発信し、“門真愛”あふれる車両に仕上がっている。来年3月末まで運行予定。

 市内に本社がある企業や各種団体でつくる実行委員会が企画した。1編成4両を4季に当てはめ、春は「砂子水路の桜」、夏は「三島神社の薫蓋樟(くんがいしょう)」、秋は同市をホームタウンにする「関西フィルハーモニー管弦楽団」、冬は特産品の「門真れんこん」をテーマにデザイン。市イメージキャラクター「ガラスケ」も随所に登場し、お祝いムードを盛り上げている。

 2日には門真市駅で記念式典が開かれ、実行委員長を務める門真地区保護司会相談役の前元嘉邦さんや宮本一孝市長らがテープカットで完成を祝った。

 同駅周辺には今年4月に大型商業施設「三井ショッピングパークららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真」がオープンし、市の新たなにぎわい拠点として注目を集めている。

 宮本市長は「門真市の認知度を上げる良いPRになる。門真と大阪空港をモノレールで移動するインバウンド(訪日客)の方々にも広く知ってもらえるのではないか」と期待を寄せた。

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