三朝温泉旅館組合などで組織する三朝温泉夏花火実行委員会は、夏の風物詩となっている「花火まつり」の継続に向け、クラウドファンディング（ＣＦ）での資金応援を募っている。コロナ禍の売り上げ低下で資金調達が難しくなり、初のＣＦ挑戦を決めた。
花火まつりは、キュリー祭が行われる毎年７月下旬から８月に合わせて連日５分間、花火を打ち上げるイベント。“ロングラン花火”として定着しており、旅館経営者やスタッフ、組合や観光協会の職員らが交代で打ち上げる。今年は７月２４日～８月２５日の土日祝日と盆を除く２２日間にわたって実施する。
これまで資金は組合と観光協会の協賛金などで賄っていたが、調達も困難となり、今後のイベント継続も見込んで取り組むことにした。目標額は１５０万円で、期間は７月１４日まで。
実行委では「三朝温泉の夏といえば、ロングラン花火と思ってもらえるよう認知度を高め、長く継続していけるよう、応援いただければ」と呼びかけている。（田中美千留）
◇ＣＦのアドレスは次の通り。ｈｔｔｐｓ：／／ｒｅａｄｙｆｏｒ．ｊｐ／ｐｒｏｊｅｃｔｓ／３３３ｎａｔｕ８７１
