自己分析 掘り下げて アウトプットの術学ぶ「夢ゼミ」 鳥取中央育英高

 北栄町の鳥取中央育英高で、生徒が自分の考えをまとめてアウトプットする術(すべ)を学ぶ夢ゼミが開かれた。2、3年の希望者44人が参加し、鳥取大工学部の長曽我部まどか准教授から自己分析の方法や面接などで話すポイントなどを聞き、将来の自分に思いをはせていた。

 夢ゼミは、本年度の1回目。同校が取り組む「地域探究の時間」の一環で、生徒自ら学ぶ意欲などを高めようと開かれている。2015年からスタートした。講師となった長曽我部准教授は、今後生徒たちに待ち受ける面接においては、「つたないながらも、自分の言葉で一生懸命考えて表現できる人になってほしい」と強調。「5W1Hにまとめていくが、一番大事なのは何でという気持ちの部分。行動を伴うものは必ずどこかに原動力となるものがあるはずなので、掘り下げていく」と呼びかけた。生徒同士はシートを埋めながら自分について考えた。

 2年の小浜はなさん(16)は「大学入試の面接の本番で、いかに自分のことを伝えるかを理解できた。日頃から考えていきたい」と話した。

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