身近な文化財や地域への愛着深める 北辰・仁風閣イベントコンサート 鳥取北中生徒ら

 鳥取市立北中の生徒らによる「北辰・仁風閣イベントコンサート」が24日、同市東町2丁目の国指定重要文化財「仁風閣」の庭園で開かれた。吹奏楽部や生徒有志らが、練習を重ねてきた演奏やソーラン節などを披露し、身近な文化財や地域への愛着を深めた。

 吹奏楽部のコンサートでは唱歌「ふるさと」や「三日月のシャンソン」を演奏し、各楽器のソロパートで会場を盛り上げた。教職員有志によるバンドも負けじと、松任谷由実の「春よ来い」を披露。ソーラン節やすずっこ・傘踊りでは、生徒有志が威勢良く声を張り上げ、勇壮に舞った。

 コンサートは県教委が推進するふるさとキャリア教育の一環。地域の文化財を活用しようと昨年から実施する「北辰・仁風閣ふれあいコラボ」のイベントの一つとして開いた。

 吹奏楽部3年の尾崎太一部長は「練習で大変なこともあったけど、納得のいく演奏ができた」と笑顔で話した。

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