「第27回キャンドルナイトin境港」(実行委員会主催)が24日、海とくらしの史料館(境港市花町)で開かれた。約200個のキャンドルがともされる中、エコマーケットやコンサート、読み聞かせなどのイベントが行われ、来場者は雰囲気を楽しみながらエコやサステナブルな暮らしについて考えた。
電気を消してろうそくの明かりで過ごし、暮らしを見つめ直すというキャンドルナイトのイベントは、市内では2003年から冬至や夏至に開かれている。
イベントは午後5時にスタート。来場者はエコマーケットで古本や野菜、伯州綿グッズなどを買い求めたり、シンフォニー少年少女合唱団と鳥取県西部のミュージカル劇団「ゆめっ子くらぶ」による合唱や歌、ダンスを堪能したりした。
辺りが徐々に暗くなりキャンドルの明かりが照らす中、環境をテーマにした絵本などの読み聞かせがあり、ゆったり流れる時間とともに物語の世界に浸った。母親と来場した足立美紘さん(8)=中浜小3年=は「静かでいい雰囲気。(朗読を聞いて)環境について考えてみたいと思った」と話した。