カジカガエル守ろう 70人が落葉樹植樹 三朝でトヨタソーシャルフェス

 「TOYOTA SOCIAL FES‼2023~カジカガエルを守ろうプロジェクト~」(三朝温泉かじか蛙(がえる)保存研究会、新日本海新聞社主催、トヨタ自動車協賛)が25日、三朝町高橋の山林で行われた。カジカガエルが生息する美しい三徳川の源流域を後世まで残そうと、親子連れらが落葉樹の苗木128本を植え、環境保全に努めた。

 トヨタ自動車が全国で取り組んでいる環境保全プログラムの一環。バンビセンター(同所)で同研究会の塩谷俊樹事務局長が会の活動などを解説。鳥取環境大の学生がプラスチックごみの削減案を紹介した。給電機能のあるトヨタ車「アクア」が災害時に役立つことも確かめた。

 植樹会場では県内外から参加した70人がミズメ、ホオノキ、ハクウンボク、同町の賀茂保育園の園児が育てたドングリ8本を加えた計128本を約1時間かけて丁寧に植えていった。

 米子市皆生温泉2丁目の公務員、種紀彦さん(41)は、次男の晃伸君(7)と参加。「小さな力だが5、10年後に木が育ち、環境が守れていたらいい」と話し、晃伸君は「大きくなってほしい」と笑顔で話した。

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