VOICE(ボイス) NO.16 大河原昭洋さん(58)鳥取県遺族会青年部代表

過去に学び、次につなぐ 戦争の語り部孫世代の使命

  • 大河原さんの祖父の名前が刻まれた銘碑と鳥取県遺族会終戦70周年記念誌の一文(写真はコラージュ)

 ロシアのウクライナ侵攻、中国による台湾有事、北朝鮮の弾道ミサイル…。緊迫化する世界の行く先を想像する時、平和への思いを広く共有し、大きなうねりをつくる意義は少なからずある。戦没者の遺児が高齢化する中、孫世代の大河原昭洋さん(58)が鳥取県遺族会青年部代表に就いた。「遺族会をつないでいく意義は絶対にある」。終戦78年目の夏を前にこう強調した。

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