米子市新開４丁目のかいけ心正こども園の年中園児７４人が２２日、同市大篠津町の美保中を訪れ、約６千個のペットボトルキャップを受け取った。キャップは処分業者で換金し、発展途上国の子どもたちへ寄付される。
同校が約６年かけて集めたキャップを有効活用できないかと同園へ相談したことがきっかけ。同園では保護者らから回収したペットボトルキャップを使った寄付活動に取り組んでおり、今回受け取ったキャップは同園での回収分と共に処分業者へ引き渡す。
お渡し会では、同校の代表生徒が「有効活用してください」とキャップが入った籠を園児に手渡した。園児は全員で「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、お礼に手作りのメッセージカードをプレゼントした。
徳田一輝ちゃん（５）は「交流できて楽しかった。おうちでキャップ集めを頑張りたい」と話し、３年生の古都侑さん（１５）は「集まったキャップを役立ててもらいたい。お礼のプレゼントがうれしかった」と笑顔を見せた。
