建設業界への理解促進 青翔開智高で特別授業 最新の測量技術学ぶ

 若い世代に建設業界への関心を持ってもらおうと、鳥取市の青翔開智高で特別授業が行われた。1年生55人が最先端の測量技術などに触れ、社会基盤を支える業界への理解を深めた。

 鳥取県建設分野担い手確保育成連携協議会(県建設技術センター事務局)が開いた。建設業と親和性の高い地理の授業で行った。

 講師は、建設コンサルタントのアイコンヤマト(鳥取市国府町分上)の社員が務めた。地図を作るための測量技術の歴史や、現在行っているプロジェクトなどについて解説した。

 レーザー照射して数百万点の3次元点群をデータ化するスキャナー、測量用ドローンなどの最新機材を紹介。高性能のセンサーが砂の高低を感知して色分けする装置も登場。生徒が箱に入った砂を触り、色の変化を見て驚いていた。

 須崎綾華さん(15)は「身近な企業がすごい技術を使用して測量していることが分かって良かった」と話した。

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