【日日回顧録】大阪のシンボル、誕生!【昭和38年6月27日】 

 大阪駅前の大阪神ビルディングが昭和36年1月の起工から2年余りかけて拡張工事し、「きょう大阪梅田一番地に白亜のマンモスビルが誕生!」と全面広告。設計施工は大林組で、地上11階、地下5階、塔屋3階、延べ面積97、118平方メートルの「躍進大阪のシンボルとしてふさわしい偉容」。阪神百貨店の新館も拡張開店。テナントには帝人、日本セメント、ナショナル電化センター、大阪ふそう自動車、野村證券、住友銀行、伊東衣服研究所、柏孝子編物手芸研究所、藤影きもの教室、阪神クッキングセンター、コンタクトレンズ室、未生学園分室などが入居する。前には路面電車が走っている。

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