梅田の都市伝説を表現 HEP FIVE お化け屋敷「赤い女」登場

 大阪・梅田の都市伝説をモチーフにしたお化け屋敷「赤い女」が、大阪市北区の商業施設「HEP FIVE」に期間限定で登場した。京都を拠点に活動する怪談師でホラーアクターのCoco(ココ)さんがプロデュース。ココさんら女優が日替わりで伝説の妖女を演じ、本格的な恐怖体験を提供している。

 ココさんによると、かつて梅田のとある広場には赤色の服を着た妖しげな女が現れるいう都市伝説があり、今なお語り継がれている。お化け屋敷では、広場で愛した男を待ち続けた女が裏切られたことに気付き、妖女となって今もその男性を探しさまよっているという物語を軸に展開する。

 演じる女優によって怖がらせるタイミングや声量、声のトーンなどが異なり、何度でも楽しめるのが魅力。都市伝説の場面となった広場をほうふつとさせるセットも見どころになっている。

 「会期が進むほどに怖さは洗練されていくので、お化け屋敷マニアの皆さんは後半がおすすめ」とココさん。メーンアクターとして「怖がって、悲鳴を上げていただけるように全力でかかる」と意気込んでいた。

 第1期は15日まで、第2期は23日~8月20日。午前11時~午後9時(最終受け付けは同8時半)。平日1500円、土日曜・祝日2千円(別途チケットシステム利用料5%がかかる)。

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