教員専用サイト構築へ 実践指定4校に認定証 県推進協総会

 新聞を教育現場で活用する「NIE」に取り組む鳥取県NIE推進協議会は7日、鳥取市富安2丁目の日本海新聞ビルで総会を開いた。本年度の事業計画では、教員がNIE活動について情報共有するウェブサイトの構築を目指すことなどを確認。実践指定校4校へ認定証を伝達した。

 同協議会は新聞8社、通信2社、教育機関などで構成。加藤博和会長(米子高専教授)は金融教育や主権者教育など、教育現場に求められることが増えている現状を踏まえ、「NIEに社会からの要請を取り込んでいけば、受け入れやすくなるのでは」と話した。

 本年度の実践指定校は、義方小、岩美中、鳥取中央育英高(以上、新規)、鳥取西高(継続)-の4校。加藤会長から各校の代表者に認定証が手渡され、岩美中の出田涼介教諭は「新聞がより鳥取で深まる活動をしていきたい」と意気込んだ。(安井桃華)

 新役員は次の皆さん。○は新任。

 会長=加藤博和▽副会長=足羽英樹(県教育長)○井上昌之(新日本海新聞社執行役員編集制作局長)○中林正樹(県高等学校長協会長)○東田重高(県中学校長会長)▽幹事=林憲彰(県教委次長)○長谷川隆(県教委教育次長)○井上祐一郎(県教委事務局参事監兼高等学校課長)〇下田智美(県教委事務局参事監兼小中学校課長兼学びの改革推進室長)○阿部浩之(毎日新聞社鳥取支局長)〇細野直人(読売新聞社鳥取支局長)▽監査=○橋本伸一(県小学校長会長)○林奈緒美(共同通信社鳥取支局長)▽アドバイザー=岩井克之(元稲葉山小教頭)▽コーディネーター=藤田安一(鳥取大名誉教授)

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